新HSK試験について-パンダレッスン中国語教室

現在のHSKの試験制度が変更されることになり、どのような調整が行われたのか、多くの人が戸惑うかもしれません。

新HSK試験に関する情報を集めましたので、試験準備の参考になればと思い、今後も継続的に更新していきます。

新HSK - HSK紹介

HSK（漢語水平考試）は、1992年に中国語能力試験として実施された。このテストは漢検が主催しています。

HSKはもともと150語から5000語までの6つのレベルに分かれていました。

すべての試験には、リスニング、リーディング、ライティングのセクションがあり、HSK 1と2にはライティングのセクションはありません。

実際のところどうなるかは今のところわかりませんが、新HSKテストは単語数が増え、レベルも上がり、より難しくなることは間違いないです。

新HSK - これまでのところ、何がわかっているのか？

2020年5月、HSK公式サイトは、試験が6級から9級に変更されることを発表しました

受験者の現在の進捗状況を示すため、九つレベルを3段階に細分化します。

上級学習者が母国語と同等のレベルの能力認定を受けるために、HSK試験の最高レベルはさらに3つのレベルに分けられます。

また、新HSKは4つの要素で構成されていることも分かっています。

音節 - 計1110個

漢字 - 計3,000字

語彙 - 計11,092個

文法 - 計572件

新しいHSKの試験は、以下の3つの段階と9つのレベルに分けられます。

レベル1～3 初級

レベル4～6 中級

レベル7～9 上級

ここで、旧HSKと新HSKを並べてみると、新HSKの方が間違いなく難しいことがよくわかります。

新HSKの最初の6レベルは、語彙、漢字数、音節数、音節数について独自の要求があります。中国語の文法習得すべきポイント また、各レベルは自己完結型とします。

しかし、上級になるとこの構造が変わってきます。1級から6級までは現在のHSKと同様に別々の試験となりますが、新HSKの上位3級は1つの試験のみとなります。上級レベルの生徒は全員同じテストを受け、その点数によってレベル7、8、9に振り分けられます。

中国語検定国際協会によると、上級レベル（7-9）は、中国語や文学、中国学などの科目を専門的に学びたい外国人学生向け。そして低レベルも高レベルも、より多くの語彙を覚えなければならないので、より難しいテストになることは間違いないでしょう。

新しいHSKーなぜ試験を調整？

この問題には明確な答えはありませんが、ただし、以下のような理由が考えられます。

１・試験の難易度を上げる

より多くの人が言語を学ぶようになり、古い分類は新しい状況の要求に合わなくなった。

この新しい分類は、より正確で、生徒の言語能力をさらに分類するものです。

２・ヨーロッパのCEFRのシステムとの整合性

現在のHSKテストの大きな問題は、ヨーロッパ言語共通参照枠（CETR）に直接対応していないことです

例えば、HSK6級は「ほぼネイティブ」のC2レベルに遠く及ばない、といったように。

したがって、CEFRのシステムをよりよく反映するように試験を調整することで、国際的な舞台でHSKがより重視されるようになるはずです。

新HSK-あなたにとって何を意味するのか？

HSKは次のように確認した：「HSK1～6級を受験した受験者の点数は引き続き有効で、すでに取得した証明書の有効期限も変わらない」

教科書については、HSKは次のように言っている

「HSK1級から6級までの教科書や講座は、引き続きご利用いただけます。 今後3-5年の間に、HSK1-6級は各国の「標準」と中国語学習者の実情に合わせ、徐々にレベルアップしていく予定です。

試験制度の変更に伴い、これが何を意味するのか完全に結論することが難しいです。

しかし、当面は、中国語の大学院以上の学位取得を目指す学生には、HSK4〜6のレベルで十分です。新しいHSK上級レベルは、中国で修士号や博士号を取得したい学生を対象としています。また、中国語や中国学に関連する分野を専攻している学生のニーズにも対応できるように設計されています。

詳細が発表され次第、随時更新していきます。

中国語の単語を覚えるのが難しい？
無料の単語ゲームを使って、楽しく暗記しましょう！

今すぐ体験

無料登録で2回
無料レッスン＆ギフトバック